●パッケージや台紙は、カタログやチラシのようにA判、B判といった定型サイズでないことがほとんどです。その複雑で多様な形状を一枚の紙の中に、どれだけ配置できるかで、コスト・納期が大きく変わってきます。下記で例を比較してみましょう。
◎図@/『Package』という商品シリーズの例 (A〜Jの10種)
・色は全てフルカラー(レギュラー4色)
・ 形状は様々
・注文枚数は10種ともそれぞれ同じ
◎図A/通常の印刷の場合
通常の印刷であれば、この中の同じものを上記(図A)のように、紙面に配置します。
この方法だと極端に言えば、10種ともそれぞれ別の紙面に配置しなければならなくなります。
◎図B/多品種多丁付印刷の場合
多品種多丁付印刷では上記(図B)のように、紙面内にシリーズA〜Jを配置することで、1台に収めて印刷することが可能です。(※注文数・種類数により数台になることもあります)
こうすることにより、コスト・納期の大幅な削減が可能です。
また各種類を配置した数によって、数量を個別に調整できます。
例えば(図B)の配置で、1000枚印刷した場合、(図B)の中のA B は1丁ずつなので各1000枚、一方Eの台紙などは9丁なので9000枚の上がりとなります。このように個別の数量に応じた対応(配置)ができます。
・まとめ
多品種多丁付印刷…シリーズ物小ロット・個別数量対応/コスト・納期の削減